和菓子歳時記

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成人の日

2011/10/10 カテゴリ:季節の行事人生の行事

1月の第2月曜日が「成人の日」になりました。
2012年1月9日(月)です。
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として定められました。
成人の儀式としては「元服」が有名です。武家の男子は10歳から15歳くらいに服装、髪型を改め成人であることを示しました。
江戸時代の庶民は男子15歳で褌をつけ、女子13歳で髪を結い腰巻きをつけてから成人となるとされました。
この成人祝いの儀式を男子を「ふんどし祝い」、女子を「初こうがいの祝い」、「ゆもじ祝い」といいました。


七五三

2011/10/10 カテゴリ:人生の行事季節の行事

11月15日は「七五三」です。子供の健康と成長を祝う行事として広く行われています。
はじまりは徳川五代将軍綱吉が年少の頃に身体が虚弱だったため、11月15日に行った五歳の祝いだといいます。
11月15日は秋の収穫祭の日であり、特に日柄が良いということで、七五三の日に決められました。
三歳児(男女)、五歳男子、七歳女子が宮参りをして健康と成長を祈願します。
江戸時代には父親が子供を肩車してお参りする事が流行ったということです。

お正月

2011/10/10 カテゴリ:季節の行事

「お正月」は年間の歳事の中で最も重要な儀式です。元旦は1年のはじまりとして正月(1月)の満月の夜に「年神さま」を迎えて行う儀式でした。
満月であるということは旧暦の1月15日がその重要な日でした。後に年の始めの日を元旦と定めました。
元は「はじめ」、旦は「日の出」の意味で、1年の始めの日の朝が「元旦」ということです。
15日は「小正月」として一連の正月行事に残されましたが現在ではあまり行われないようです。

元旦に迎える「年神さま」は五穀を司る作物神であり、祖先神でした。また、陰陽道では「歳徳神」を年神としました。
新年に年神さまという新しい霊魂をむかえるときに「おめでとうございます」という祝福の言葉を捧げます。新年の挨拶は、実は人に対してするものでなく、年神さまという霊魂に対して発する祈りの言葉であったわけです。
「新年おめでとうございます。」と言葉を交わすことで新しい年の豊穣と平和を年神さまに祈っているのです。

古代の盆が生霊を祭ったのに対して、正月は祖先神として年神さまを迎えて祭るところに違いがありました。
門松や注連縄(しめなわ)は年神さま祭る場所を示すものです。そして、年神さまのお供えとして丸い重ね餅(鏡餅)を供えます。
「お年玉」は元来は正月に小さい丸餅をお下がりとして与える事からはじまりました。年玉とは「年霊」という丸い形の霊魂を意味しています。

敬老の日

2011/09/07 カテゴリ:季節の行事

9月の第3月曜日は敬老の日です。この日は昭和41年に制定された祝日です。
「多年にわたって社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされます。新しい行事ですが、広く行われて定着しています。
現在日本は平均寿命約80歳、世界でもトップクラスの長寿国です。しかし、これほどの長寿はごく最近の事、「人生わずか五十年」と織田信長で有名な「敦盛」に謡われるように、四十歳で初老、五十歳で寿命を終えてしまう時代が続いていました。
「人生わずか五十年、下天のうちにくらぶれば、夢まぼろしのごとくなり、一度生をうけ滅せぬもののあるべきか」
論語では四十不惑、五十知命、六十耳順、七十従心。
近年の研究では人間は百二十歳くらい迄は生きられるそうです。皆様の長寿と健康をお祈りします。

仲秋の名月

2011/09/07 カテゴリ:季節の行事

旧暦8月15日は「仲秋の名月」です。
この日は「十五夜」と総称し、萩やススキを飾り、月見団子を供えて秋の名月を観賞します。
「仲秋の名月」は別名「芋名月」といい、秋に収穫される里芋をお供えしたということです。お月見団子は秋に収穫されるその里芋の形を模しているといわれます。
旧暦では7,8,9月を秋であるとしてそれぞれ初秋、仲秋、晩秋と呼び、8月の満月を「仲秋の名月」と呼びます。
旧暦九月十三日は「十三夜」と称し、同様にお月見をします。この月は「豆名月」と呼ばれ、豆をお供えしたということです。